リハビリ

物理療法は、リハビリテーションの一種で、物理的なエネルギーを利用して治療を行う方法です。
温熱、電気、牽引、光線（レーザーなど）、ウォーターベッドなどを用いて、痛みを和らげたり、循環を改善させたり、むくみを軽減させたり、体を動かしやすくする目的で行います。

キセノンレーザー

キセノンレーザーは、キセノン光線という光を照射する光線療法のリハビリ機器です。キセノン光線は皮膚より約7cmまで入り、血管を広げて血流を改善します。また、細胞を活性化し、筋肉と自律神経のコントロールに作用します。電気治療器と異なり、ビリビリする感じではなく、心地よい温熱感が持続するという特徴があります。

低周波治療器

リハビリに用いられる低周波治療器は、肌に装着した電極から低い周波数の電流を流して筋肉を刺激し、筋肉の収縮や弛緩を引き起こす医療機器です。筋肉に電気刺激を与えると、ポンプ作用によって血液の循環が良くなり、疲労物質や痛み物質が洗い流されることで、筋肉の疲労回復や痛みの緩和、肩こりの緩解などの効果が期待できます。また、麻痺した筋肉の萎縮の予防やマッサージ効果も期待できます。