当院で可能な検査と治療方法

頚椎・腰椎など脊椎や、肩・膝など各関節などに関して診察室のそばにあるレントゲン室で診察の内容をふまえて必要に応じて検査していきます。レントゲン検査後はそのまま診察室ですぐに検査結果をお伝えできます

内科で検査などに使う超音波装置ですが、ペインクリニックにおいても使用します。超音波で患部を見ながら神経を同定してブロック注射を行う場合もあります。その他、血管など体に重要な部位を避けながら注射をするために用いる場合もございます。

痛みを起こす原因を調べたりブロック注射を行うに当たって検査が必要そうな場合などに行います。
また内服薬による肝臓や腎臓の機能低下が疑われる場合になどにも施行いたします。

その他にも必要に応じて様々な検査が実施できます。

神経ブロック療法とは、神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす方法です。麻酔薬が神経に作用し、痛みの伝わる経路をブロックすることで、痛みを取り除きます。痛みが緩和されることで血流がよくなり、筋肉のこわばりもなくなります。
一回で痛みが完治するものではなく、薬物療法やリハビリと併せて複数回実施するのが一般的です。

痛みを和らげる薬（消炎鎮痛剤）や末梢血管を広げて神経の血流を増やして症状を和らげる薬。
神経に作用して過剰に興奮している神経を鎮めたり、神経の疼痛伝達を抑制したりする薬等を用いると症状が改善する場合があります。

再生療法同様に自らの血小板に含まれる“成長因子”を利用する治療です。患者様ご自身の血小板に含まれる成長因子を活用する治療で、関節や筋腱の疾患・損傷に対する注射によるアプローチです。血小板が傷を治す際に放出する“成長因子を抽出、人体がもともと持つ「抗炎症作用・自己治癒力」を高める治療法です。再生療法を応用した技術となります。

痛みが生じるとそれまで問題なくできていたことが思うようにできなくなります。痛みの悪循環として、痛いから動かなくなり、その部分の状態がさらに悪くなり、痛みが増悪している可能性があります。
このような症状の方に有効なのがリハビリテーションです。